開口部(ガラス窓)孝Ⅳ:数字で検証

映画 GodfatherだってpartⅢしかなかったのに、<開口部(ガラス窓)孝>はナンと今回partⅣに。まぁ今回はpartⅡで書いた内容を熱負荷と言う数値を使って検証してみようJAMAICA。まぁ超簡単になんだけど…
少し専門的になるので気が向かない人はスルーして頂ければと存じます。
あっ、今日はクライアント様のホームページに書く記事の原稿(草案)を書いてたんですが、敬体ないし常体の統一は勿論の事、[駄菓子菓子]や[JAMAICA]を封印した。(順序が逆か…)
例えば、都内の南向きの1Rで部屋の大きさは間口3.6m奥行5.4m天井高2.4m。南側に4㎡の複合ガラスの入った大きな開口部。便宜上壁、床、天井の壁の熱貫流率は全て0.8W/㎡・K。通常照明で入居者を独り、もとい、1人。外気温が37.30℃室内温度が27℃とする。この条件で部屋の熱負荷をザッと計算すると約2kWになる。まぁ、6帖用エアコンで賄える熱負荷量ではあります。
そんな時(どんな時?=部屋の熱負荷が約2kWの時)、窓からの熱負荷はなんと1.4kWチョットにもなるん de すわ。部屋の全熱負荷の内約7割もの熱負荷がこの開口部由来になるんですね。
だからドンなに建物の断熱性能を高めても&断熱性能の高いサッシを採用しても開口部由来の熱負荷は思ったより小さくはならないです。
しかし反対に窓が大きいと部屋は明るいし、冬場は窓から差し込む太陽エネルギーの輻射熱が有り難い。冬場でも上の大きさの開口部なら1kW弱位の太陽エネルギー(日射熱)の取得は期待出来る。
んで、じゃぁどぉすれば良いのかと言うと、partⅢでも書いた様にカーテンやブラインドの採用なんですが、もっと劇的に熱負荷を低くしたいとお嘆きの貴兄には開口部の室内側に反射板付きの∧断熱性能が良い扉を設けるのが筆者個人的には良いのではと思います。
って事で今日はココ迄
Sean Y.