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賃貸におけるトラブル考:家賃滞納

 総入れ歯、もとい、そう言えば昔、プレミアムフライデーとか言う風習(?)があった様な… どぉなったんでしょうか、プレミアムフライデー?

  数多の不動産投資サイトを覗いてみると、寝ていてもチャリンチャリンとお金が入って来る とか、レバレッジを効かせて効率的事業投資が出来るとかバラ色の内容が多い。
 駄菓子菓子、チョッと待ってMoment。不動産投資事業はバラ色の事ばかりでは無い。不動産投資事業ならではのエグいトラブルも多い。そんな中で今日は<店子の家賃滞納>に付いて書いてみる。んで、今回の記事では店子はアパートの住人に限定する。

 住人には色んな事情があって、入居時には十分な収入や蓄えがあっても病気や怪我で働けなくなってしまったり、昨今の様にコロナ禍で家賃を支払う十分な収入や蓄えが無くなってしまう事だって十分にありうる。住人だけでは無く連帯保証人にっだって同じ様な状況に陥ってる場合も十分あり得る。

 滞納額が敷金の範囲内で解消すれば良いのだが、半年も一年も滞納されると、利回りに悪い影響が出る。世帯数の少ない物件である程ダメージも大きい。
もし大家さんの貴方が、サブリースや賃貸保証会社の利用をしていないのであれば、<退去費用のお金を払っても滞納住人に退去頂く>のが一番の得策だと思う。はい、いつもの様に大事なところなので太字にして黄色いマーカーを引きました。

 勿論予め賃貸管理会社を通して連帯保証人に督促したり弁護士に依頼して法的に処理すると言う教科書通りの対応はするのだが、結局手っ取り早いのは経験上<退去費用のお金を払っても滞納住人に退去頂く>だと思う。
泥棒に追い銭的で感情的には抵抗のある解決策だが、ここはあくまでも個人的感情を捨て、ビジネスと割り切り不動産事業収支のみに着目し“損切り”を敢行するのが良いと思う。

以上 本日はココ迄

Sean Y.

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